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《大河世界の神々》
この世界で崇められている神々は、
大河神群信仰」「ミルドラ崇拝」「メトセラ教」「古竜信仰」「日輪教」「精霊崇拝」「その他の信仰」
などの宗教に大別される。


【大河神群信仰】
大河の女神アークフィアと、その眷属をあがめる信仰。
はっきりした教義などは無いが、神々を神殿に祀ることで加護を得ようとする、ごく実際的な信仰が行われている。
また、「大河神殿」と呼ばれる教団があり、各地の神殿を統率して、国家とは違う種類の権力を得ている。

■大河の女神アークフィア■
大河の流域でもっとも広く信仰されている女神。河と大地の恵み、魔術と多産、愛情などをつかさどる豊穣神。
大鹿の角を持つ女性や、河辺に立つ少女、大蛇などの姿で顕現する。
彼女の肉体である大河の源流に、兄神ミルドラは封印されているという。

■雷の神王ハァル■
あらゆる神々の父であり、大河神群の主神。けれど実際には、娘であるアークフィアの方が広く信仰されている。
高山と雷、暴風雨、武芸と学問、裁きと権威をつかさどる軍神。
人の形で現れるときには、雷をまとった白髭の老王か、光り輝く巨竜の姿になる。

■樹の女神イバ■
ハァルの妻、神々の母。森と自然の守り手。地底に降りて冥府の支配者ともなる。
地上にあるときは、生きた花と葉でできた衣をまとい、生命と愛をもたらす。
冥府にあるときは、骨でできた装飾品をまとい、死と狂気をもたらす。

■光のラーヤと夜のミスリディオ■
天空を駆ける双子の神鳥。翼を持つ姉弟。
太陽の女神であるラーヤは、光と炎をもたらしつつ魔を狩り続ける。
月の神であるミスリディオは、闇と夢と死者の霊を運ぶ。

■天秤の神キューグ■
取り引きと正義、商業と学問、武芸の神。あらゆる物事に均衡と安定をもたらす。
剣を持つ騎士の姿であらわれる。

■冷たき牙のシャーリック■
獣の守護者、神々の猟犬。大地の知恵と血の狂気を地上にもたらす。
一年に一度、嵐とともに巨大な狼の姿で地上にあらわれ、おそろしい「牙の狩り」をおこなうという。

■坩堝のあるじオローリオ■
抗夫と鍛冶屋、知識と財宝の守護者。
地底にあるその宮殿では、炎をまとう巨人の姿であらわれるが、地上には薄汚れた小人の姿で出現する。

■放浪者ミーアクック■
旅人と道化、泥棒と吟遊詩人の守護者。ばくちを好む。
様々な物事を覗き見し、得た知識を何の考えもなく人々にばらまく。
猫の仮面をかぶった若者、あるいは道化服を着た猫の姿であらわれる。

■大海蛇エンバー■
大海と魚、航海術を守護する神。忘れられた知識と魔術、慈悲と復讐をつかさどる。
海を泳ぐ巨大な獣か、海辺に立つ老王の姿であらわれる。

■黒のミルドラ■
ハァル神の長兄、堕落した神。そそのかす者、邪竜の頭領、戦争と虐殺のもたらし手。
かつて彼が人間族に知恵と欲望を教えたために、地上に罪や争いがもたらされた。
父神ハァルはそれをとがめ、妹神アークフィアの源流に彼を封印した。
ミルドラ崇拝】の項も参照。



【ミルドラ崇拝】
邪神ミルドラをあがめる、
大河神群の異端派。ミルドラを人類の真のあるじと呼び、彼の封印を解こうと策謀をめぐらせる。
「マルディリアの魔王」の手で広められ、現在も命脈を保っている。

■夜の御子ミルドラ■
ハァル神の長兄。炎と魔術、夜と闇、自由をつかさどる。人間族を産みだし、彼らに言葉と火を与えた。
人間族を産みだしたことが父神ハァルの怒りに触れ、妹神アークフィアの源流の地下深く、奈落界に封印された。
彼は父との決戦に挑むために、封印を解こうと力をたくわえ続けている。そのために信徒は、儀式や信仰を彼に捧げる。
また彼は常に自由を求めているため、信徒にも自由を与えてくれる。彼は常に、奴隷や虐げられた者の守護者である。
彼が地上にその化身を送るときには、漆黒の騎士や巨大な竜、蛇、羽虫、貴公子などの姿をとらせる。

■魔神たち■
ミルドラに従ったために、あるじと共に奈落界に封印された小神たち。
普段は地上に出ることはできないが、魔術師などに召喚されることで、契約によって主人の意志を地上に及ぼそうとする。
「骨の騎士ヴォーラ」「魔女リリア」「蟲の王」などの個体が有名。
「マルディリアの魔王」も、実は魔神であったとの説がある。



【メトセラ教】
世界は「ただ一人の神」によって生み出されたと主張する宗教。

■預言者メトセラ■



■“ただ一人の神”■




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